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経済指標の重要度

(1)★★★★★ 雇用統計(米国):
米国の雇用状態を示す。景気動向を示す。失業率と非農業部門雇用者数が注目される。
一般に、米国雇用統計が良ければ、ドル買い要因、悪化はドル売り要因。

(2)★★★★★ 貿易収支(米国):
貿易収支は輸出から輸入を差し引いた内容を示す。米国の貿易の状態を示している。
一般に、米国貿易収支の赤字が拡大する場合はドル売り要因。赤字縮小は、ドル買い。

(3)★★★★★ GDP速報値(米国):
米国の経済成長率を表す指標。経済全体の動きを見るのに最適。最も注目度の高い指標の一つ。
GDPの数字が良ければ、ドル買い要因。悪化はドル売り。

(4)★★★★ 消費者物価指数(米国):CPIのこと。
消費者サイドから見たインフレ指標。CPIが高いとドル金利引き上げ要因→ドル買い要因。

(5)★★★★ 生産者物価指数(米国):PPIのこと。
生産者サイドから見たインフレ指標。PPIが高いとドル金利引き上げ要因→ドル買い要因。
変動の大きい食品・エネルギーを除いたコア指数が注目される。

(6)★★★★ 対米証券投資(米国):
米国への資本移動(資金フロー)を確認する上での需要指標。

(7)★★★★ IFO景況感指数(ドイツ):
ドイツの経済指標の1つ。IFOとは、Information & Forschungの略称。ミュンヘンにある著名な経済研究所。毎月数千社の企業を対象に、現状や今後の見通しなどを調査して算出するもの。

(8)★★★ 住宅着工件数(米国):
景気動向の指標。住宅投資の好不調を示すものです。

(9) ★★ 新築住宅販売件数(米国):
新築住宅の販売件数。景気動向の指標。住宅投資の好不調を示すものです。

(10)★★ 中古住宅販売件数(米国):
中古住宅の販売件数。景気動向の指標。住宅投資の好不調を示すものです。

(11)★★★ 小売売上高(米):
景気動向の指標。米国の消費動向指標。小売業者を対象に、郵送でアンケート調査を行い、その結果をまとめたもの。米GDPの3分の2を占める個人消費のトレンドを把握。

(12)★★★ 景気先行指標:
景気動向の指標。景気の方向性、転換点を総合的に判断する際に用いる。

(13)★★★ 鉱工業生産指数:
景気動向の指標。製造業部門の生産動向を指数化したもの。


(14)★★★ 耐久財受注高
景気動向の指標。設備投資の先行指標。

(15)★★ 消費者信頼感指数(米国):
現在と将来に対する消費者のマインド、個人消費動向。

(16)★★ ミシガン大消費者信頼感指数:
消費者信頼感指数と並び、消費者マインドを探る代表的指標。

(17)★★ ISM製造業景況指数(米国):
ISM=Institute for Supply Management:供給管理公社のこと。
景気転換の先行指標。

(18)★★ 新規失業保険申請件数(米国):
毎週発表される。雇用統計の内容を予測する際の参考にする。

(19)★★ シカゴ購買部協会指数
製造業の景況感を判断する代表的指標。



※注)
さすがに、★マークをひとつにする『勇気』がありませんでした。

しかし、★三つ、★二つは、正直なところ、私自身は、あまり注視していません。
全般に、判断しているので、無視しているわけではないのです。

三つ、★二つの指標の数値でも、極端なものが発表された場合は、
マーケット(外国為替レート)は、「いわゆるサプライズ」の反応から、
大きく変動する場合があります。

しかし、極端な数値が発表されるか、否か、は、事前には、当然に、わかりません。
それは、正直に、あきらめる、ということです。



※ 上記の★★★★★印を削除して★★★★★〜★まで、五段階評価をお願いします。
※ また、同じ数★印がつくものも出てくると思いますので
1〜15までの数字を重要度に応じて変えていただければと思います。
※ また、それぞれの指標についての解説はこちらでするのですが、
50W程度で結構ですので「この指標でこういうことがわかる」
というコメントをいただければ幸いです

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


週刊SPA!編集部:○○○○

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